since 2008.10.03
交通事故が原因であることが多いと思います。
追突事故などに遭ってむち打ちになった場合、むち打ちの痛みを和らげる方法について、ご紹介します。
まずは、炎症を起こした患部を十分に冷やします。
1日〜2日患部を冷やして熱感を取り除いたら、次に患部を温める温熱療法を行いましょう。
温熱療法は、血液の流れを良くしますので、筋肉の緊張を解くのに効果的です。痛みを和らげるには、冷やして、温めるという方法になります。
マッサージしたり、むやみに動かすということは、NGとなりますので気をつけましょう。
また、枕を低めにすることをおすすめします。
事故後すぐの時の痛みには、冷やす治療をほどこし、十分冷やした後は、温める温熱治療に変えるということが基本となるのですが、痛みを和らげる方法として、入浴法を工夫するという方法もあります。
ゆるめのお湯にゆっくりつかることによって、筋肉や靭帯の緊張をほぐすことができます。収縮状態が緩和されますので、痛みは和らぎます。さらに、身体を温めると代謝がアップしますので、血行が良くなり痛みが緩和されます。
シャワーだけで済まさずに、毎日入浴するようにしましょう。
湯船にゆっくりとつかって入浴することで、睡眠も質の良い睡眠をとることができます。十分な睡眠も、むち打ちの痛みを和らげるのには有益です。
むち打ちの治療で重要なことは、事故直後の対応となります。首に衝撃を受けた場合には、痛みの自覚症状がなくても整形外科に行き、しばらく安静にするようにしましょう。
こうすることによって、後遺症のリスクを軽減させることができます。むち打ちは、事故直後には痛みがなく、1日〜3日後に症状があらわれやすいという特徴があります。
痛みが出るまでには、時間差があるということを認識しておきましょう。
前述しましたように、事故直後には、患部を無理に動かすことやマッサージ、温めることは厳禁です。患部をなるべく固定するために、できる限り安静に過ごしましょう。
首を固定するのには、頸椎カラーが有益です。事故直後には、まずは患部を冷やすことです。痛みを緩和させて、炎症を早めに抑える効果があるからです。
患部を固定し、炎症が治まり、痛みが引いたら、整形外科で次の段階の治療に進むという流れとなります。
ちなみに、痛み止めを飲むことでも、むち打ちの痛みを和らげることができます。しかし、この方法は、あくまでも痛みを感じにくくなっているだけで、治療しているというわけではありません。